柴犬のしつけに悩んだら読んでほしいおすすめの本
麦の本気噛みが本格化した頃にしつけの本を読み漁りましたが、難しい本を選びすぎてあんまり頭に入ってきませんでした。
分厚い専門書みたいなのを買って挫折…とか
難しいことって一瞬で忘れます笑
私がおすすめしたいのはしつけの本というよりはマインドや犬のことをいかに理解して受け入れるかということが書かれた本です。
目次
どんな咬み犬でもしあわせになれる 愛と涙の“ワル犬”再生物語
ドッグビヘイバースペシャリスト(問題行動犬専門家)、YouTuberとして活躍しているポチパパこと北村紋義さんの本です。
ドッグメンタリスト(色んな呼び方あるな)として活躍するまでにポチパパさんが出会ったワル犬たちとのお話が書かれています。
「噛まれるのは痛いけど怖くない」
レベル違いなメンタルをお持ちなんですが、それ以上に犬たちへの愛情や優しさに溢れた方なんだなということがよくわかります。
難しい言葉を使わずわかりやすく書かれた文章は、犬への愛情やしつけに対する考え方がとても勉強になります!
読んだ後は「なんか…うちの子大したことないのかな」なんて思ってしまいました。
犬と向き合う勇気をもらえた一冊です。
本を読んだときに感想を書いた記事があるのでよかったらこちらも読んでいただけると嬉しいです。
ポチパパさんのTwitterでもリツイートしていただきました(やったー!)
たとえ悪者になっても ある犬の訓練士のはなし
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されたこともある犬の訓練士・中村信哉さんの本です。
飼い主の手に負えなくなった犬たちを預託訓練で受け入れてトレーニングをしている訓練士さんですが、テレビで厳しくしつけている場面が放送され「虐待ではないか」とかなり批判があったようです…
私が「プロフェッショナル」を見た感想は、確かに目をそむけたくなるほどの厳しさでしたが、中村さんにちょこちょことついて回る犬たちはとっても懐いているように感じました。
愛情をもって接していなければこんな風には懐かないんじゃないかと思います。
本が出版されたのを知って絶対に読んでみたいと思って買いました。
犬への愛情、そして飼い主さんを助けてあげたいという気持ちが伝わってきて涙なしでは読めない本です。
この訓練士さんが一番すごいと思うのは「どうしても矯正できなかった子は自分が引き取る」というところです。
なかなかできませんよね…
犬と向き合っている方への不必要な批判が少しでもなくなることを願います。
犬の通訳士 彼らとエネルギーで繋がる方法
米国で最も古い歴史を持つアニマル・シェルターのひとつである「ハワイアン・ヒュメイン・ソサエティー」公認アニマル・コミュニケーターであるアネラさんの本です。
アニマル・コミュニケーターは動物の通訳さんなので、トレーナーや訓練士とは違います。
犬との接し方や問題行動の改善ではなく、「何が原因で怒ったのか」「どうしてこんな行動をするのか」など、犬の気持ちを伝えてくれます。
志村動物園に出演されていた外国人の「ハイジ」さんと同じ能力の持ち主ですね。
私は麦と同じような噛む犬の飼い主さんにアネラさんのことを教えていただき、興味を持って本を読みました。
しつけや問題行動については書かれていませんが、問題行動の理由って飼い主が考えているよりもちょっとしたことなのかなと思えた本でした。
犬も人間も伝えられないからややこしくなることって多いですね…
マンガでわかるイヌの気持ちがおもしろいほどわかる本
知ってるようで知らないイヌの気持ちがとにかく面白いです。
麦の問題行動にぶちあたった時に「犬の行動学」の本を買ったんですが、難しすぎて何にも入ってこなかった笑
本屋さんで見かけてパラパラ読んでいたら「そうだったんだ…」ということが書いてあったのでゆっくり読みたくなって買いました。
分かりやすく読みやすいので一気に読めるし何度も読みました。
犬の気持ちが勉強できておすすめです。
こちらも読んだ時に感想を記事に書いていました。
読んでいただけたら嬉しいです。