麦の取扱説明書(8歳バージョン)
「本当に飼っていけるのか」
「手放した方がいいんじゃないか」
そんな風に言われることもたくさんありましたが、麦のことを理解してあげられればこれからも一緒に暮らせると信じています。
6年前、「麦の取扱説明書」というタイトルで書いたブログの最後に書いた文章です。
あの頃はこの先一緒に暮らしていけるのか不安ばかりでしたが、今は一緒に暮らすことに不安はありません。
ルールさえ守れば
キムズカシバとはノールールで暮らすことはできません!
8歳の麦の取扱説明書、考えてみました。
目次
無理矢理はNG。でも少々の手荒さは必要です
なんでも無理矢理は好みません。
嫌がる時は少し時間をおいてください。
だからと言って全部麦の思うままに受け入れると図に乗ります。
朝の散歩でぐずぐずしている時は一旦グイっと引っ張ってください。
ガウってもちょっと引っ張って動き出したら行く気ありです!
(天邪鬼なので何でも一旦嫌がります)
怒りそうになったら低い声で「ダメ」
(大声で怒るのは絶対NG)
ちょっとでも動いたら大袈裟に「お利口さーん」と褒めてください。
散歩に行くだけで褒められるのは柴犬の特権ですね笑
触る時は一声かけてリアクションを見てください
いきなり触るのは禁物です。
まずは「麦ちゃーん」と声をかけて手を広げてください。
「触ってもいいよ」の時は頭を出したり寄ってきたりと必ず動きがあります。
NGの時は微動だにしません。
触るのは麦のリアクションがあった時のみ。
そしてほどほどに。
触られすぎるのは嫌だけどちょっとだけは触って欲しいタイプなので厄介です笑
食べ物をあげるときはガードを置くか距離を取ってください
毎日食べているご飯やガムでのフードアグレッシブは99%改善されています。
しかし99%です。
100%ではありません。
1%はフードやガムを守って攻撃してくる可能性があります。
1年だと3日ほどガウーっとくる確率です。
その3日を無事に過ごすためにガードを置くか距離をとって様子を見ながらあげてください。
たった1%
されど1%
年に数回、スイッチ入っちゃうんだよな…
目つきが悪い時はスルー&ノータッチでお願いします
麦と接するときに一番大切なのは目つきを見ることです。
機嫌が悪い時は目がキマってます笑
目つきが悪い時は関わらず触らずで放っておいてください。
しばらく待つか、指示を出したり声をかけたりして気持ちを切り替えてあげると目つきが変わります。
危険な目つきの認識、大切ですね。
寝ている横を通る時は「マテ」のジェスチャーでゆっくりが鉄則です
寝ている横を通ると怒ります。
リラックスしていればしているほど怒ります。
いきなり通ると襲いかかってくる恐れがあるので、必ず「マテ」と言って手で静止した状態でゆっくり通ってください。
冷静な状態の麦にとって「マテ」は盾になります。
いきなり通るとびっくりして冷静さを失うことがあります。
そんな時は「マテ」の声は届きません。
冷静さを失った麦は制御不能です…
半径1メートルは無許可の通行禁止です笑
褒める時は大袈裟に、ニコニコでお願いします
良い行動をした時は褒めて褒めて褒めまくってください。
高い声でご機嫌にニコニコで
伝わると麦もご機嫌になります。
「怒る」よりも「褒める」で成長します。
(令和にピッタリ)
柴犬と暮らしていると褒め上手になれるかも笑
お手入れはトリミングで、死に毛は散歩中に抜いてください
ブラッシング、爪切り、耳掃除、肛門腺絞り
お手入れ全般が苦手です。
無理せずトリマーさんにお任せしてください。
換毛期ふわふわと浮き出る死に毛は散歩中に引っこ抜いてください。
家だとガウリますが散歩中だと気にしません。
毛が浮き出てる柴ちゃんとすれ違うと、お互い察するよね笑
以上、8歳の麦の取扱説明書でした。
6年前、麦が2歳の頃は、まだまだ「先代犬と同じように」と言う思いがありました。
今は全くありません。
麦とどう暮らすのがベストなのか
それだけです。
攻撃性ゼロの穏やかなワンちゃんとの暮らしはやっぱり羨ましいですが、クセあり柴犬との暮らしも慣れれば悪くありません!
きっとどんなにお利口さんな子でも飼い主さんしか知らない愛犬の取扱説明書ってありますよね。
犬が求めているのはいつもと変わらない環境と、安定した飼い主さんの愛情、ただそれだけです。
犬が伝えたかったことより
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こんにちは。ブログをいつも楽しみにしています。こてつは来月4歳になります。
私も何度手放さそうと思ったか。でもこんな噛み付く犬は叩かれたり、酷い言葉でなじられたりするんじゃないかと思い、手放せませんでした。でも挫けて1度相談に行きましたが、うちでは無理ですと断られました💦 柴犬を飼うのは初めではなかったので、噛み付くというのはびっくりでした。
娘は嫁ぎ、平日こてつの世話をするのは私1人になってしまいました。こてつの様子を伺いながら、日常を過ごしています。
こてつが荒々しく、私の手からおやつを奪っていくと、私は泣き真似をします。すると手を舐め、口も舐めてくれます。まるで「ごめんね」と言っているかのようです。それでも頭を触ると怒るので、おしりと尻尾しか触れません。
今の課題はシャンプー。スプレータイプのドライシャンプーを吹きかけ、バスタオルで遊びながら拭き取ってます。サロンからやんわりと断れてから1年経ちます。体は拭けても、耳の中までは拭けなくて、匂いが気になります。後はやっばりリードと首輪。触れないので交換出来ません。前はサロンに頼んで交換してもらったんですが。
うちも5歳になって、だいぶ出来ることが増えました!逆に言えば犬が我慢出来ることが増えたのですね!散歩中に毛を抜く。めっちゃ共感です笑
うちもまだまだ油断出来ないし他の柴犬を見てるとき羨ましいな〰️と思うことはありますがうちの子が1番可愛いなぁ思います(^^)
やっぱりうちの子が一番かわいいですね!
そしてできる事がふえると「なんていい子なんだ」って大絶賛してしまいます笑
お手入れだけはいくつになっても苦手なので、せめて浮き出ている毛だけでも…と。
共感してもらえてうれしいです!
こんばんは。
麦ちゃんの取り扱い説明書8歳バージョン。
納得です(笑)
やっぱり年齢に応じて変化してきますよね。飼い主の気持ちもですかね。
家のガウガウ犬ももうすぐ4歳になりますが2歳の頃に比べると噛まれる事も少なくなりました。
少しはお互いに成長出来たかな?なんて思ってますが
まだまだ、気は抜けません(笑)
ガウガウ犬でビビリで甘えん坊の取扱説明書をこれからも増やして行きます😊
こんばんは。
1歳の頃は「危ないことはすべて避ける」だったので、年々変化して麦との距離も近づいてきました!
やっぱり飼い主の気持ちが一番大きいと思います。
最初の頃はテンパってたので攻撃スイッチ入ると毎回焦ってました…
今は余裕でスルー出来ます笑