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犬の誤飲について、まさかの分厚めウェットティッシュをゴクリ…
麦はとにかく何でもかんでも口に入れます。
入れるだけならいいのですが…
くちゃくちゃ噛んで食べてしまうこともしばしば…
パピーの頃から誤飲にはかなり悩まされてきました。
まだ2kgもないような小さな時にコットンを丸飲みしたことからはじまり、ティッシュ、石鹸、乾燥剤…(>_<)
初めて誤飲で病院に行ったのは深夜でした…
その時、獣医さんに言われました。
「食べるこか食べない子、どちらかですからね~」
「こういう子はリピーターが多いですね先生、またやっちゃいましたって…」
その時はへ~っと聞き流す程度でしたが、みごとにリピーターチームの仲間入りを果たしました。
誤飲なんて飼い主がちょっと気を付けてあげれば防げるものだと思ってました…
家の中ではごみや麦が食べれるようなものは届く所に置かないように気を付けられますが、外では本当に難しいです。
ゴミが多すぎる…
タバコの吸い殻、ティッシュやマスク、飴やガムの袋や包み紙、おかしの袋、その他何かわからないようなゴミが道端にあふれています。
今まで飼ってきた子は全く興味を示さなかったので、これほどまでにごみがあふれているなんて…思いもしませんでした。
誤飲は腸にいくまえに吐かせたほうがいい。
獣医さんにそう言われています。
胃の中にあるのは3時間ほど。
それ以上経つと腸までいってしまう可能性が高いそうです。
3時間以内に病院に連れて行けば吐かせる処置をしてもらうことができます。
それ以上経ってしまうと様子を見るしかない、そうなってしまうんです…
腸までいってしまうと、おしりから出てくればいいのですが、詰まってしまって腸閉塞になった場合はおなかを切って取り出さなければいけません。
しかも、レントゲンに写らないものはどこにあるのか分からないそうです…( ;∀;)
以前、いきなり元気がなくなったので、病院に連れて行ったら腸がぶくぶくに腫れあがっていると言われたことがあります。
この時も、単なる炎症なのか、何かが詰まって腸閉塞になっているのかは分からない。
「様子を見て回復しないようであればおなかを切って確認することになります。」
と言われました。
この時は、単なる腸の炎症で済んだのですが、お腹を切ってみないと分からないというのは怖いですよね…
目次
風でひらひら飛んできたウェットティッシュ
今回は公園に捨ててあった分厚いウェットティッシュ。
風でひらひらと飛んできて麦がパクリ!!!
あっ!!!!( ゚Д゚)
と思って覗き込んだ瞬間…ごくり…
口からはみ出るほどのウェットティッシュ。
人間でも飲み込むのが厳しいくらいの大きさだと思います…
まさかのゴクリ。
ティッシュの切れ端くらいならおしりから出て来るかなと思いますが…ウェットティッシュはどうだろう…
消化もされないし、胃の中でふやけてばらばらになることもないし…
しかも、口からはみ出ていた感じからして1枚丸っと飲み込んでいるであろう状態…
どうしよう…
でてくるかな?いや、ウェットティシュは無理だよな…
詰まったら…
これは…
病院…行かなくては…
麦の状態はというと、苦しそうにするわけでもなくぐったりするわけでもない。
のどに詰まって苦しそうにもしていなかったので、しっかり飲み込んでいたようです。
何かあってからでは遅いので…やはり病院に連れていくことにしました。
いつもの動物病院は相変わらず混んでいました。
先生を指名すると1時間ほど待たされることもあるので…
この日は指名をせずに順番待ち。
誤飲ということを伝えたからか、10分ほどで診察室に呼んでもらいました。
「割と大き目なウェットティッシュを飲み込んでしまいました…」
先生:「確かに飲みましたか?絶対飲んでますか?」
「はい…」
「腸に行く前に吐かせましょうね」ということで、気持ち悪くなる薬を点滴して強制的に吐かせる処置をしてもらうことになりました。
「この子、噛みますので…」
そう伝えると、今まではエリカラを付ける程度だったのですが、この日はアヒルさんの可愛い口輪を!
早く吐かせなければ…大丈夫かな…出てくるかな…という心配はありましたが、ついつい笑ってしまいました( *´艸`)
かわいい…
麦は嫌がってましたが先生にナデナデされてまんざらでもなさそう。
「吐き出すまでには30分くらいかかります。」
ということなので、車で待機。
実際は1時間近くかかりました。
もしや出てこないのでは…という心配もあって待ち時間がとにかく長く感じた…
1時間ほどして診察室に入ると、ドッグフードと一緒に吐かれたウェットティッシュが。
まぁまぁでかいじゃん…
やっぱり病院に連れてきてよかった。
家に帰ってもしばらくは気持ち悪いと思うので、今日はご飯は抜いてくださいね。
お水も寝る前にあげるくらいにしてください。
ということで、脱水症状にならないように点滴を打ってもらいました。
点滴は打った背中にポコンと水分が貯まるもの。
これが24時間かけて体に吸収されていくそうです。
犬にとっては違和感があるので触られるとうわぁぁぁぁぁぁぁ~となることもあるそうです。
ということで、もう一回点滴待ち。
これは10分くらいで終わり、診察室から先生におとなしく抱っこされて出てきました(#^.^#)
「しょぼんとしてましたよ(笑)」
ふふ…
そりゃそうだろ!!
そして、ものを吐き出してのどに負担がかかっているので、保護をする飲み薬をもらって終了。
お会計
再診料 | 864円 |
血管確保(留置針による)処置 | 1,080円 |
催吐処置 | 5,400円 |
皮下点滴(100-200ml) | 2,160円 |
注射薬剤料 | 1,080円 |
シロップ薬 | 1,080円 |
合計、11,664円( 一一)
保険を使って実費は3,499円でした…
高い…
誤飲の時の処置は、他の病院でも同じように吐かせるものでしたが、脱水症状にならないための点滴や、家で飲ませるシロップ薬がありませんでした。
その分ちょっとお値段は安かったかな”(-“”-)”
トレーナーさんへの相談
今までに噛み癖のこともあり、何人ものトレーナーさんや獣医さんに相談していたので、拾い食いのことも相談してきました。
獣医さんにはお腹に詰まってしまっては大変なので、口輪で散歩した方がいいと言われたこともありましたが…
やっぱり口輪での散歩は抵抗があります。
トレーナーさんから勧められたのは口輪ではなくリーダーウォークでした。
自由に歩かせるのではなく、「飼い主が主導権を握る」というものです。
歩く速度も行き先も用を足す場所も飼い主が決めます。
そのため、自由にふらふら~っと歩いて拾い食いをすることが無くなります。
麦はこれでずいぶん改善されました。
飼い主が主導権を握るのは、麦のような自己主張が強い犬には他のしつけの面でもとても効果があるそうです。
横につかせて歩かせているときも十分リードがたるむようにしてあげればリラックスして散歩ができます。
最初は苦戦しましたが1カ月もすれば当たり前のように横について歩くようになります!
それでも気を抜いた瞬間や、草むらの中からごみを見つけてくるので気は抜けませんが…。
アンケートです
へんなものを食べてしまう…誤飲が多い麦ですが、飼い主が見ている前で食べた場合は病院に連れて行っています。
しかし、知らないうちに( ;∀;)ということも結構あるんですよね…
朝方、オェオェやっている声が聞こえ、起きてみると小さな歯磨き粉を吐き出していたことがあったり…
おしりからながーい紐がでてきたり…
拾い食いが多い子は気が抜けませんが、みなさん、目の前で拾い食いされた場合、どうしていますか?
よければ教えてください!
回答すると他の方の答えがでてきます。
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