噛まなかったのか、噛まれなかったのか
本気噛みをするようになって6年4か月、噛む犬との暮らしに慣れてきたのでほとんど噛まれることはなくなりました。
「やったー!1年半以上噛まれてない!初快挙!」
なんて喜んでいましたが、最近は散歩前に首輪をつけようとすると激怒することがあります。
手を引っ込めて噛まれるのは回避はできていますが…
今更ですが、噛まなかったと噛まれなかったって大きく違いますよね。
最近はトレーニングもしてないし、ゆるめに暮らしていたので「噛む」について考えてみました。
目次
噛まれてないと思ってたけど噛まれていた?
「最近噛まれてないんです」
なんてインスタで投稿すると、噛み犬について知っている方には
「むぎ君成長しましたねー」
「素晴らしいです!」
なんてコメントをいただきうれしくなってしまいます。
しかし、
噛もうとしたけど飼い主がよけたから噛まれなかった
というのは噛まれてないに入るのだろうか?
麦には100%噛む意思があった
ということは噛まれたも同然ですよね…
とにかく噛まれない生活を!と飼い主の対応力ばかり磨いていましたがちょっと反省です。
私、噛まれていたようなものでした。
だって首輪を付けようとしたら歯がかすったもん( ;∀;)
どんな時に噛まれそうになるのか?
麦が噛もうとするのは攻撃性が出た時です。
主に
①食べ物がある時
② 寝ている時
③びっくりした時
④嫌なことをされて我慢できなかった時
が多いです。
①、②は本能的
③は性格
④はわがまま
なのかなと思います。
これ以外にもいきなりスイッチが入る時があるので油断ができません。
アンケートです
噛む意思を持たせない方法について考えてみた
麦に噛む意思を持たせない
これが一番重要だけど一番難しいです。
「噛む状況は避けましょう」と言うトレーナーさんもいましたが、そんなの無理!
生活してたら食べるし寝るしびっくりするし嫌なこともある
麦が噛む状況を全部避けたら生活できません。
ということで、噛む意思を持たせないためにできることをやっています。
①の食べ物はひたすら慣れさせる。
(慣れると怒らなくなる)
②の寝ている時はできるだけ近づかない
(これだけは6年経っても慣れないので避けるしかない)
③のびっくりした時は色んな経験をさせてあげる
(初めてのことは怖いもの、メンタル鍛えるしかない)
④の嫌なことはすこしずつ慣らしたり我慢する力を育ててあげる
(慣れこそ最強!)
私が今のところできるのはこんな感じです。
「ダメ」や「マテ」を覚えたことで少しずつ我慢する力が育っていきなり噛むということが減ってきたように思います。
気が狂ったように怒って噛みついていことを思えば、唸ったり吠えたりしてイヤという意思表示をしてくれるのはありがたいものです。
(飼い主はトラウマでドキドキしてしまいますが…)
これからは飼い主が噛まれないように回避するばかりではなく、麦に噛む意思を持たせないように考えていきたいと思います。
今更ですが笑
噛めなかったら噛まない
麦に噛まれないように色々と対策をとっているのですが、一番効果的なのはガード用のネットを立てることです。
たった40cmで簡単に飛び越えられるネットですが、これがあることで激昂した時の制御になります。
ちょっとのハードルが麦の「噛む意思」を抑えてくれます。
結局、噛めないなら無理して噛まないんですよね。
「噛まれても騒がず動じなければ犬は噛まなくなると」とトレーナーさんには言われたことありますが
麦が「噛んでも無駄だ」と思うまで動じずに噛まれ続けることができませんでした…
果たして「噛まれても動じず」を徹底していたら、この子は今頃噛まない犬になっていたんだろうか?
なんて考えてしまいますが、私がメッセージをいただいた方の中には、手足をガードして噛んでも動じずを徹底して改善したという方が何人もいらっしゃいました。
これで改善した飼い主様、本当にすごい!
私は口輪をして絶対に噛まれないと分かっていてもガウられると怖いです。
心臓がバクバクしてしまいます…
噛む犬と接するときに必要なのは飼い主の強い心
トレーナーさんに言われた時は「え?気持ちの問題?」なんて思いましたが、やはり一番大切でした。
弱肉強食で生きる動物というのは無駄なことはしない、頭がいいです!
犬が「噛んでも無駄だ」とか「噛めない」と心の底から理解すれば噛むという行為は無駄なことになるようです。
我が家の柴犬はまだまだ「噛めば飼い主にひびく」と思っているようです。