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犬のしつけに疲れた時に読んでほしい本「犬が伝えたかったこと」
生後7ヶ月ごろからはじまった我が家の柴犬の本気噛み
最初の頃はどうしていいのか分からず、しつけの本や難しい行動学の本を買って読んでいました。
しかし、噛み犬のしつけの参考にはならず…
読んだだけで終わり。
その後、トレーナーさんに相談するようになってからは本を買うことはなくなりましたが、ポチパパさんの本に出会ったのをきっかけに、犬に携わる仕事をされている方の本を読むようになりました。
最近読んですごく良かったのが、ドッグライフカウンセラー三浦健太さんの本「犬が伝えたかったこと」です。
犬にまつわる20のエピソードと、犬とはどんなものなのか、付き合い方や考え方が書いてあります。
麦に噛まれかけた後、たまたま本屋さんで手に取って出会ったのですが、チラッと立ち読みしたら泣きそうになりました…
で、即購入!
全部読んだら悩みなんて吹っ飛びます。
愛犬と一緒に過ごせる時間を大切にしようと思わせてくれる本でした。
目次
「犬が伝えたかったこと」とは
2017年出版
10万部突破!
やさしい涙を流した後に、幸せな気持ちがあふれる。
「犬だけが知っていた妻の日課」
「家族がそろうまでがんばって生きた犬」
「犬が必死に飼い主に隠していたこと」
など
犬を見つめ、犬に寄り添い続けた熟練ドッグカウンセラー・三浦健太氏が贈る実話をもとにした、20の心温まる犬の物語。
「本当の幸せとは」
「今の私がある理由とは」
犬たちが教えてくれた大切なことを家庭や仕事に問題を抱えたさまざま人の心の成長を通して、やさしく伝えてくれます。
(Amazonより)
本を読んでしつけのモチベーションアップ!
「犬が伝えたかったこと」にはやさしい涙あふれる20の物語が書かれています。
犬を飼ったことがある方なら「うんうん、わかる」とジーンとくるような物語ばかりなのですが、この本のいいところはそれだけではありません。
エピソードに絡めた犬との付き合い方や向き合い方などが書かれているところです。
昨年、麦と口輪トレーニングをしていた時に襲われかけまして…
口輪のおかげで噛まれずにすんだのですが、噛まれたも同然
つらい…
かなり落ち込みました。
そんな時に出会ったのが「犬が伝えたかったこと」です。
「リーダーの条件」
犬にとっての理想の生活は、強い飼い主(リーダー)と過ごすことです。
(「犬が伝えたかったこと」より)
なにがあっても敵から守ってくれる、自分のことを愛してくれる、そして投げ出さない強い意志を持っている人こそが”強いリーダー”です。
問題行動がある犬と暮らしていると「しんどいな」と思うことがあります。
そんな時は自分のモチベーションを上げてくれるような本を読むと気持ちが切り替わります!
捨てられない犬
「犬が伝えたかったこと」の中で私の印象に残ったのは「捨てられない犬」です。
犬が好きで飼いはじめたのに、一緒に暮らしているうちに歯車がくるう
その結果捨てられる犬が出てきます。
でも、中には噛んでもうるさく吠えても捨てられない犬がいます。
なぜでしょう?
というお話です。
麦に噛まれて噛まれて噛まれてもうどうしようもなくなった時
麦との接し方が分からなくなりました
愛情のかけ方もわかりませんでした
トレーナーさんからは「手放すことを考えたほうがいいかもしれません」と言われました。
「保健所に連れて行かれてもおかしくない」とも言われました。
それでも私にとって麦は捨てられない犬です。
なぜでしょう?
この本を読んで、「そっか、そういうことか、そうかもしれない」と思いました。
涙があふれるエピソード、犬との接し方や考え方、いろんなことが書いてある本ですが、自分と麦との関係についても気づきをくれる本でした。
犬の寿命は短いです
(「犬が伝えたかったこと」より)
飼い主はいずれ飼い犬の死を迎えます。
「いま愛犬に対してできることは、すべて、今すぐにやる」
ドッグライフカウンセラーの三浦健太さんとは
1950年生まれ
東京都出身
NPO法人ワンワンパーティクラブ代表
1994年に日本初のドッグイベント「ワンワンパーティ」を企画・運営
現在はドッグライフカウンセラーとして全国各地で多くのイベントや教室、セミナーを開催しながら、全国の都市公園にてマナーの啓発やドッグランの設置、運営アドバイスなどを実施。
また、毎春、全国100万人の犬の飼い主に正しい飼い方を書いた小冊子を制作し、手渡しで配布している。
(「犬が伝えたかったこと」より)
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麦ちゃんと一緒で生後7ヶ月ころ、いきなりこてつに噛まれました。階段の前にガードを置いた途端、唸り声をあげてかかってきました。実家でも先代と今の子と同じ柴犬ですが、噛まれたことはありませんでした。犬の扱いに慣れてるつもりでいました。それから血が滴り落ちるくらい2度噛まれました。その恐怖は今でも忘れることは出来ません。その後、トレーナーを4人も変え、今のこてつになりました。1人目のトレーナーは「噛みつかれるようなことはしないこと」と。2人目、3人目は暴力でねじ伏せるようなやり方でした。こてつが可哀想で見てられませんでした。4人目のトレーナーでは遊びの中から躾を学ぶというやり方。3週間預けて、その間、飼い主も通ってトレーニング。それでも結局、お利口さんなのはトレーナーの前だけ。家に帰ればまた噛み付きました。1歳の頃から比べればだいぶマシになりましたが、触ると、激おこなのは変わりありません。実際、もう限界かなとどこか預けるところはないかと思ったこともありましたが、こんな噛み付く子は酷い扱いを受けるに違いありません。やっぱりこてつが可愛くて仕方ないのです。でもいつ豹変するかというドキドキもありますが。ここに来て、また柴犬図鑑さんに勇気を貰いたいと思います。
トレーナーさんによって躾の方向性ってかなり違いますよね…
麦も最初のトレーナーさんは音で指示を聞かせるクリッカートレーニング、次のトレーナーさんは嫌がること怒ることはとことん避ける方法、次は薬物療法と基本的なトレーニング、そして最後のトレーナーさんが怒っても怒りを鎮められればいい、嫌がったら違う方法を考える、そしてどうしてもできないことは諦めも必要という感じでした。
触られるのが嫌いな子は無理に触らないが一番かもしれませんが、生活していると完全なノータッチは無理だから本当に難しいですね。
麦は触られたいのか触られたくないのかよく分からないので、その辺も悩みどころです。
最終的にはどんなお悩みを持ってる飼い主さんでも可愛くて仕方ないにたどり着くんですよね!