柴犬の本気噛みや問題行動に悩んでいる
飼い主のブログです

犬に噛まれたらどうする？

とりあえず洗ってください。

自分が思っているよりもしっかりと洗ってください！

私が麦にがっつり噛まれたのは4回

そのうち病院に行ったのは1回だけです。

血が止まらなくて渋々行ったところ、縫うことになりました…

それまでは噛まれた家族も含めほとんど病院に行ったことがありませんでした。

今考えると恐ろしいのですが、キズパワーパッドを使って自己処置をしていました。

キズパワーパッド、知ってますか？

キズの治りに最適な環境を作り出すことで自然治癒力を高めて早く治すという魅力的な絆創膏です。

麦に噛まれるようになってから我が家ではかなり重宝していたのですが、これ、絶対使ってはいけません！

犬に噛まれたら、まずはしっかり洗いましょう。

犬に噛まれたらしっかり洗う

私が初めて病院に行ったのは犬歯がブッ刺さって血が止まらなくなった時です。

雨降りの朝、散歩の前に「カッパ着れないかな」と余計なことをしてガブリと噛まれました
（今思えば本当に余計なことしました…）

看護師さん：「どうされました？」

私：「犬に噛まれてしまって…」

看護師さん：「え！？野良犬ですか？」

私：「いや、自分の家の犬です…」

看護師さん：「あらあら（苦笑）」

な感じで受付をして診察してもらいました。

先生からはまず最初に「洗いましたか？」と聞かれたので「水で洗いました」と答えたところ、しっかり洗いましょうと洗面スペースへ。

水でシャーッと流していると、看護師さんに泡ハンドソープをドバドバとかけられびっくりしましたが、使った方がいいそうです。

とにかくしっかり洗うことが大切です。

指先が痺れており神経が切れている可能性があるということで、神経科がある病院でも診てもらったのですが、その病院でも「とりあえず洗いましょう」と石鹸で洗いました。

細菌は小さな傷からでも入ります、しつこいようですが、犬に噛まれたらしっかり洗いましょう。

パスツレラ症などの感染症にかかると傷口が腫れあがったり高熱が出たりすることもあります。

アンケートです

絶対に使ってはいけないキズパワーパッドを愛用していた…

生後７ヶ月ごろを境に噛むようになり、日に日にエスカレートしていった我が家の柴犬の本気噛み。

当時、麦は両親と暮らしていたので毎週のように会いに実家に帰っていました。

帰るたびに「また噛まれちゃった」という報告…

トレーナーさんに相談してもトレーニングに通っても一向に改善される事がなく、両親はガッブガブに噛まれていました。

ひどい傷跡を見て、「そういえば」とキズパワーパッドのことを思い出しました。

包丁で手を深く切った時にあまりにも早く治ったのにびっくりした事があります。

私は説明書も読まず両親に勧めてしまいました。

「これ、すっごい早く治るから」と…

結果、普通の絆創膏よりも傷口はしっかりガードできるし治りも早い、傷跡もキレイなので愛用していました。

「これがないとやっていけないね〜」なんて呑気に話したりして…

今思うと恐ろしいのですが、犬に噛まれたキズは奥に菌が押し込まれ、閉じ込められることから感染症を起こす可能性があります。

血液や体液を排出させ続けることが必要なので、密閉してはいけません。

キズパワーパッドの説明書にも動物や人に噛まれた傷、動物に引っかかれた傷は使用禁止になっています。

私はネコに噛まれた有名人がキズパワーパッドを貼っている写真で批判されているという記事を見てはじめて知りました…

「あぁ、これ使うの非常識なんだ…」

それ以来使っていません。

知らないというのは恐ろしいですね。

私の本気噛みヒストリー

私が麦にがっつり噛まれたのは4回。

最初は手の甲にキズができる程度（2016年）

2回目は太ももにガブリで流血（2017年）

3回目は親指と人差し指の間に犬歯がぐさりで大流血（2018年）

4回目は足を数箇所噛まれ流血（2021年）

（噛まれそうになった、歯がかすって傷が…などは数えられないほどあります。）

両親に関してはいったい何回噛まれたのか…

当時は余裕がなくてとても写真を撮る気になれなかったのですが、今思えば記録しておけばよかったなと思います。
（同じような子の飼い主さんに噛まれた写真を見せていただいて思いました）

月日が経てばケガの程度はよくわからなくなります。

私が写真を撮ったのは1回目と4回目だけ。

一回目は大したことなかったのですが、噛まれたことがショックで…

泣きながらパシャリとスマホで撮りました。
（この時は犬に噛まれるなんて最初で最後だと思ってました）

2回目は両親が噛まれまくっている頃だったのでもううんざり…なんなのこの子！怒

と、記録する気にはなれませんでした。

3回目は指先がしびれるほどに深く噛まれたのでそれどころじゃありませんでした。

神経が切れているかもしれないということで傷口を切って確認する手術を行いました。

生まれて初めての手術台の乗った理由愛犬に噛まれた傷口をさらに切り開くという笑

結局、神経は大丈夫だったのでそのまま縫って終わりでしたが、一日がかりだったのでぐったり。

家に帰るとすっかりごきげんモードの麦がのびのびーっとストレッチをしながら寄ってきました。

麦に噛まれて指先の神経はおかしいし、傷口は切らなきゃいけないし、麻酔＆包帯ぐるぐるでては動かない、仕事も休まなきゃいけない

そんな状況でもご機嫌で寄ってこられると「かわいい顔して」と笑ってしまいました。

柴犬おそろしいわ…

4回目は5歳の時だったので噛む犬との暮らしにかなり免疫がついており、冷静に写真を撮ることができましたが、久しぶりのガブリだったのでかなりショックでした。

今でもトラウマ…麦の真横を通るのは少し怖いです。

今のところ2年前が最後。

しかし、最近では怒るパフォーマンスのみで噛むそぶりは見せなかったのですが、昨日は首輪をつけようとしたところ大激怒。

「何すんじゃおありゃぁぁぁ！！！！」

とものすごい勢いで噛もうとしてきました。

もうびっくり…

さっと手を引いたので噛まれずに済みましたが、200％噛もうとしていました。

来月には7歳になりシニア期に突入しますが、まだまだ油断はできません。

ふぅ…

一進一退という感じですが、1歳より2歳、2歳より3歳、3歳より4歳、4歳より5歳、5歳より6歳

どんどん言うことを聞くようになっています。

改善できていない犬の飼い主が言っても説得力がないのですが…

しつけは一生、あきらめずに向き合えば暮らしやすくなります。
（少なくとも私はなりました）

私はとにかく「マテ」と「ダメ」は徹底するようにしています。

麦ちゃんこれからもがんばりましょー！