噛む犬を飼っている飼い主さんに読んでほしい!2022年に一番前向きになれた言葉
今年もあとわずか。
振り返ってみれば誰も噛むことなく1年過ごせていました。
1歳前から本気噛みが始まっていたので、麦が我が家に来て初の快挙です。
「今噛もうとしたよね?」と言うことはたくさんあったのですが…
噛ませなかったというだけでよしとします。
飼い主、ディフェンス力を鍛えました!
「多くを求めない」
最初の頃からトレーナーさんに言われていた言葉ですが、これがなかなか難しくて…
他の犬と比べたり、飼い主の希望を押し付けてあれやこれやと構ってしまいます。
そして落ち込む笑
そんな私が、今年一番、いや、今までで一番心に響いたブログがあるのでご紹介します。
噛む犬を飼っている飼い主さんにぜひ読んでいただきたいです。
何をよしとするかは人それぞれですが、私は自分がしてきたことを全て肯定してもらえたような気持ちになりました。
目次
殺処分確定の譲渡困難とされた犬を引き取る保護活動団体
私がご紹介したいのは、一般社団法人わんずふりーさんのブログです。
わんずふりーさんは、殺処分確定の譲渡困難とされた犬を、24時間自由な環境で保護・リハビリ・育成する保護活動団体です。
「唸り、かみ犬との付き合い方」について書かれた2つの記事、ぜひ読んでいただきたいです。
麦との付き合い方に関しては、前向きに、楽しんでをモットーにしていますが、年に数回はどうしても「ふぅ…」とため息が出てしまいます。
そんな時に読んでとても前向きになれました。
「多くを求めず一貫した態度で愛情をかける」
「他人からどう思われても関係ない」
「唸り、噛み犬を放棄せずに向き合っているだけで素晴らしい」
もしかしたら自分が一番かけてほしい言葉だったのかもしれません。
たまには自分のこと褒めてもいいよね!
12月になると思い出す懐かしいあの頃
麦はもともと両親が飼い始めた子です。
噛まれて噛まれてどうにもならなくなったので私も面倒を見るようになりましたが、できれば両親2人と1匹で暮らせるようにしたいです。
しかしとても難しい…
毎年12月になると麦を迎えて1年目の年末年始を思い出します。
5年前の今頃は、「噛む犬に強い」というトレーナーさんに自宅に来て指導をしてもらっていました。
「トレーナーさんに相談すれば大丈夫でしょ」とまだまだ余裕をかましていた頃です笑
この頃
私が実家に帰ると、近くの駅まで父が車で迎えに来てくれていました。
助手席には麦。
そして帰る時には「気をつけてね」と見送る母にタタタター麦が駆け寄って一緒に見送ってくれていました。
「またね」
と玄関を出る私を不思議そうに見ていたのが懐かしいです。
何気ないことだし当たり前だったこと
どちらも今はない光景です。
本気噛みが酷くなって以来、父は麦を車に乗せられなくなりました。
そしてひどい事故に遭って免許を返納。
父と麦が車で迎えに来てくれることはもうありません。
犬好きな母は噛まれても噛まれても麦に手を出したので、母を噛むことが定番化してしまいました。
結果、両手を数箇所噛まれて包帯ぐるぐる…
(いったい何針塗ったんだか)
今はよしよしと軽く触るのが精一杯です。
フリーの麦が母と一緒に玄関に見送りに来てくれることは無くなりました。
両親と麦
5年前の今頃は、そのうち改善して先代犬と同じように楽しく穏やかに暮らしていくのだと思っていました。
毎日のんびり散歩をして、たまにはどこかお出かけして
思い通りにはいかないものですね…
両親2人と麦との生活は、懐かしいあの頃になってしまいました。
それでもわんずふりーさんのブログを読んでいると思います。
健康でケガがないだけで十分幸せ
麦にも両親にも多くを求めない
来年も健康でケガなく過ごしてくれることだけを願います。
今年一年ありがとうございました
今年もブログやSNSの発信で同じようなお悩みを持つ飼い主さんにたくさん出会う事ができました。
ブログを読んでくださった皆様、メッセージをくださった皆様、問題行動についての投稿をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
共感していただけたり感想をいただけたりすると本当に嬉しいです!
噛み犬との暮らし方は人それぞれ
どこまでやるかも人それぞれ
色んな方の暮らしや対応方法を知る事ができてとても参考になりました。
ひとりで面倒を見ている方や家族間でしつけの考え方が違う方が結構いらっしゃるので、苦労しているのは自分だけではないんだと励まされました。
ブワーッと書いていると変な文章になっていることもありますが…
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま良いお年を。