生後2ヶ月1.7kgの子犬がコットンを食べた!?誤飲で病院へ。
生後2か月、1.7kgの柴犬。
飼い主の不注意でふとした瞬間にコットンを食べてしまいました。
いや、丸飲み…
パニック状態になった私はネットで「子犬 コットン 誤飲」などと検索してあたふた…
詰まってしまう恐れあり
ということで、あわてて病院に連れて行きました。
結果、病院に連れて行って良かったです。
吐き出したコットンは小さな麦の腸を通って出てくる訳がない大きさでした…
その間なら強制的に吐き出させることができるそうです。
麦がコットンを食べてたのは深夜でしたが、家から30分ほどのところに24時間対応の動物病院があり本当に助かりました“(-“”-)”
腸に落ちてしまってからだとお尻から出てくるのをまつか、出てこなければお腹を切って取り出すことになるそうです。
犬の誤飲、怖いですね…
目次
なんでも食べるタイプの子犬
麦はとにかくなんでもかんでも口にします…
小さなゴミやホコリ、そして、自分で噛みちぎったベッドやタオルの切れ端など。
おもちゃをあげれば遊ぶというよりも噛みちぎって食べようとする…
こんなに小さいのにあごの力がすごくてびっくりしました( 一一)
柴犬ってすごいですね。
麦を自由にさせるときにはいろいろ片づけてゴミを拾い、クイックルワイパーをかけ、コロコロで仕上げる。
とにかく、細心の注意を払っています。
今まで飼っていたこはなんでもかんでも食べるということはなかったので、初めての経験で戸惑いましたが、獣医さん曰く「食べる子か食べない子か、どちらかです」ということでした。
食べる子麦、先が思いやられます。
http://shibainuzukan-com.check-xserver.jp/wp/trouble/wet-wipes
生後2か月の子犬がコットンを食べた
麦が我が家に来て数週間。
まだ1.2kgしか体重がない頃のことでした。
深夜、様子を見に行くと起きていてク~ン、ク~ンと鳴くのでケージから出して遊んでいました。
ちょっと目を離した隙に、テーブルの上に置いてあったコットンをパクリ…
しまったーーーーー!
化粧水を含ませたコットンが口の中に!
すばしっこく逃げ回る麦を追い掛け回してコットンを取りあげようとしましたが、とにかく逃げる逃げる…
コットンを取ろうとすると怒って噛み付こうともします。
なかなか離さないので、ドッグフードをあげて気をそらそうとしました。
すると…
ゴックン!!!!
「え!?食べた!?」
こんな小さな子の喉を通るのか!?というくらいの大きさのコットンを丸飲み。
食べてしまったんです。
しっかり飲み込んでからドッグフードに寄ってきます…
えっっっっ!?
4cm四方のコットンは人間でも飲み込むのは至難の業。
信じられませんでしたが、コットンはありません。
やっぱり食べた!?
というか、私の目の前で飲み込んだのでしっかり見てました…
それでも信じられない…
だって1.7kgの麦はホントに小さかったんです。
おろおろおろおろ…
どうしてあんなところに置いておいたんだろう…
なんで片付けずにケージから出したんだろう…
どうしようどうしようどうしよう…
この時、夜の11時です。
病院もやってません。
とりあえず、ネットで「子犬、コットン、食べた」などで検索してみました。
すると、
同じようにコットンを食べた子達の飼い主さんが質問している記事が沢山出てきました。
腸までいってしまうと詰まります。
胃にあるうちに吐かせたほうがいいでしょう。
とのことでした。
1.7kgです。絶対おしりから出てこないよね…
とりあえず夜間でも対応してくれる病院を調べて電話しました。
こんな状態ですというのを話すと、やはり「胃にあるうちに吐かせたほうがいいですね。腸まで落ちていくと出てこればいいけど、詰まったら切開手術です」と言われました。
結局、深夜の12時頃、夜間診療をしている動物病院に連れて行きました。
連れて行く間も、気が気じゃない…
自分を責める気持ちと、大丈夫だろうかという不安でいっぱいでした。
24時間対応、夜間診療をしている動物病院へ
病院には当直の先生が1人。
食べたコットンと同じものを持って行き、状況を説明しました。
こんな小さな子がこんなにも大きなコットン食べるなんて…という私に、
「あー。食べますね。十分飲み込めます。もっと大きなものを食べちゃう子もいますから」
という先生。
(スーパーボールとか飲んじゃう子もいるみたいですね…)
「この時期にこういった大きなものを食べる子はリピーターになりますよ。多いんです。先生、またやっちゃいましたーってつれてくる方が」
リピーター…
犬の誤飲って多いんですね。
コットンを吐かせるには、まず、気持ち悪くさせる注射を打ちます。
ただ、麦はこのときまだ生後2ヶ月、1.7kgという小さな身体なので、リスクがありますという説明を受けました。
「多分大丈夫なんですが、これで亡くなる子もいます。」
しかし、腸にいってしまった場合は切開手術。
これはさらにリスクがあるということでした。
「小さな子のおなかを切るというのは相当負担がかかります。」
という言われましたが、やはり、腸にいって出てこなかったことを考えて吐かせるという選択をしました。
恐かったです…
このまま死んでしまうんじゃないかと本気で思いました。
「注射を打ってから数十分かかります」ということなので、先生に預けて待合室で待機。
待っている間は不安で不安で仕方なかった…
お願いお願いお願い。無事吐いて。
15分後くらいでしょうか、
「出ましたよ!」
と先生が診察室から出てきて、吐いたコットンを見せてくれました。
コットンを見て、改めてびっくり…
こんな大きなコットンを食べたなんて…
とりあえず良かった。
良かった、良かった。涙が出そう。
ホントにごめんね。
私のせいです。私の不注意です。
子犬に物を吐かせる、ましてやコットン1枚を胃から戻すということは相当体にに負担をかけます。
「この後も様子を見て何かあったら直ぐつれてきてください。」といわれました。
とりあえずコットンを吐いてくれたのは安心ですが、まだまだ心配な状況。
その日は不安で麦のケージの横に布団を引いて寝ました。
なかなか寝付けず、麦が呼吸をしているか何度も何度も確認しました。
次の日、いつもよりちょっと元気がない麦を見て、ホントにごめんねと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
元気にご飯を食べてくれて、いつも通り甘噛みしてくるようになり、ほっと一安心です。
飼い主の不注意で子犬に誤飲させてしまうのは気をつけなければいけません。
でも、起こってしまった時は、しかるべき対応をするのが大切だなと感じました。
最初は、明日の朝になったら病院に連れて行こうとしていました。
でも、ネットで調べて深夜診療をやっている病院に連れて行って本当に良かった!
深夜でも、動物のために当直で働いてくれている獣医さんに感謝です。
もし、同じような状況になってしまった方の参考にしていただければ幸いです。
でも、これはあくまでも麦の場合の話です。
犬の誤飲は命を落としてしまう場合も考えられます。
必ず病院に相談してください。
電話で相談したら「とりあえず連れてきてください」と言われてしまうと思いますが…
今回かかった診察料
- 初診料 ¥864
- 時間外診療 ¥8640
- 血管確保(留置針による)処置 ¥1080
- 催吐処置 ¥5400
- 皮下点滴 ¥2160
- 注射薬材料 ¥1080
- シロップ薬 ¥1620
合計 ¥20844
時間外診療ということもあり、かなり高額になりました…
ただ、保険に入っていたので20,000円全額が返ってきました!
保険の加入時に、最初の1ヶ月だけ、最大20000円までは全額出るというプランにしてたんです。
犬の保険なんて必要ないって思ってましたが…
この時ばかりは入ってて良かった〜と思いました。
http://shibainuzukan-com.check-xserver.jp/wp/others/insurance
http://shibainuzukan-com.check-xserver.jp/wp/shibainu/change-insurance
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