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犬の幼稚園って知ってますか?
犬の幼稚園。
聞いたことありますか?
私は麦を飼うようになって初めて知りました。
パピーだけでなく、大きくなった子も預かってもらったり他の子と交流させてもらえたり、プロのトレーナーさんが見てくれる場なんです。
犬が幼稚園!?
麦が家に来たばかりの頃、幼稚園に通っているという柴ちゃんの話を聞いてびっくりしました。
最初は通うだけではなく泊まりで預けたりもするそうです。
せっかくの可愛いパピー期に他人に預けるなんて…
寂しくないのかな?
パピーの頃は日に日に大きくなっていき、見た目もどんどん変化していきます。
それもまた、一緒に過ごす楽しみであり愛しい時間。
それなのに…
しかし、あれから1年以上。
麦が2歳になった今、その幼稚園の重要さをが身に染みています。
犬のも交流や協調性って大切なんですね。
幼稚園がスタンダード?チェコの犬事情
どうぶつピースという番組で世界で愛される日本犬特集をやっていました。
その中で印象に残ったのがチェコでの犬との暮らし方です。
チェコでは犬を飼っている人が非常に多いそうです。
日本が人口の7%で10人に1人のところ、なんと20%もの人が犬を飼っているんだとか。
人口に対しての犬の登録数がとっても多いんです。
街中にも犬連れの人たちがあふれています!
地下鉄やバスなどの交通機関にも一緒に乗れますし、街中をノーリードで散歩するのもOK。
日本じゃ考えられませんね…
調べてみると、食品を扱う店舗こそNGですが、ほとんどが犬との同伴がOKなようです。
オフィスにも犬連れで出勤するんだって!
愛犬家には天国ですね。
飼い主は犬のために年間3,000円ほどの税金も払っており、犬にも人間のように市民権が得られているんです。
とはいえ、そこまで公共交通機関に犬が乗車して、街中をノーリードでうろうろ。
これって危険なのでは!?
そこまで犬達が自由に人間と暮らせるのには、しっかりとしたトレーニングをしているからなんです。
チェコで犬を飼ったらまず幼稚園に通わせるというのが浸透しているそうです。
そして、その料金も日本よりもずっとリーズナブル。
日本では犬のしつけやトレーニングに関する知識や認識はまだまだ低いですよね。
犬を飼ったらとりあえずトレーニングという方の方が少ないんじゃないでしょうか。
少しばかりお金や時間がかかっても、犬も飼い主も最初にしっかり一緒に暮らせる基礎を作ることで共存できているんだと思います。
犬や猫を飼う人は年々増えていますが、飼育放棄されている犬もたくさんいます。
そしてまだまだ殺処分もなくなりません。
なんの問題もなく犬を飼っているときは考えもしませんでしたが、大切な命に責任補持つというのは簡単なことではありません。
車の免許が必要なように、動物を買うのにもちゃんとした制度ができればいいのになと思ってしまいます。
麦は幼稚園に通えない!?
麦のことを相談しているトレーナーさんのところは犬の幼稚園もやっています。
正確には保育園。
犬はもともと群れで暮らす生き物。
幼稚園に来ている犬達と一緒に過ごすことで、群れに帰して色んなことを学べるそうです。
みんなと一緒に過ごしたり、トレーナーさんにしつけをしてもらったりして過ごす幼稚園。
麦は小さな頃から交流があるご近所の犬達との散歩は平気ですが、人間以外と長時間過ごしたことがありません。
そのため、相談に行ったついでに幼稚園にも通わせてみようかと思っていました。
最初はトレーナーさんも飼い主との上下関係がしっかり築けたら通わせてみましょうとおしゃっていました。
まずは飼い主との上下関係をしっかり気づかないと、しつけのトレーニングを行ったトレーナーさんとの上下関係ができてしまい、飼い主のことを下に見てしまったるすることがあるようです。
数か月、トレーナーさんに徹底しなさいと言われたご飯のあげ方と散歩のリーダーウォーク。
少しづつ関係が築けているのがわかる反面、本気噛みに関してはやはり…
改善されるというよりは、飼い主側が接し方を学んできて噛まれる回数が減ってきたという感じです。
神経質で気難しさが爆発している麦。
幼稚園に通わせるのはやめた方がいいと言われてしましました。
口を出す(噛む)というのは犬の最終手段。
それを覚えてしまった犬はとても難しいですね…
下手に犬達の中に入れたりして余計なストレスがかかってしまうと、家に帰った時に攻撃性が出てしまうことがあるんだそうです。
ショックでした…
またしても普通の子達があたりまえにできることがこの子にはできないのか…
他の子と遊んだり一緒に過ごすことで少しでも変わってくれたらいいなと思っていた私。
もうやめたはずなのに、また、他の子と比べては落ち込んでいました。
犬も人間と一緒でそれぞれ個性や性格、生まれ持ったものがあるのに…
「この子の行動に意味や理由を求めない方がいい」
そんな風に言われましたこともありました。
犬が噛むのには理由がある。
もちろん、麦には何か理由があるんだと思いますが、ふと目の色が変わり振り向いて噛みついてくることもあるんです。
数秒前まで楽しそうにボールを取りに行ってたのに…
なぜ?
そんなことを考えるよりも、この子にはこういうところがあるということを理解してあげて。
そう言われました。
今はだいぶ割り切れるようになりました。
それでも、パピーの頃から幼稚園に通わせていたら少しでも違っていたのかな…
と考えずにはいられません。
海外に比べて日本はまだまだなんて偉そうなことを言える立場ではありませんが、やはり犬を飼う時に必要な知識がもっともっと浸透するといいなと思います。
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