6歳頃から始まった転嫁咬みが1番の悩み、7歳の柴犬蘭丸くん
我が家の柴犬図鑑では本気噛みやフードアグレッシブなどの問題行動についての対応をどうしているか、情報的供していただける方を募集しております。
今回送ってくださったのは6歳から転嫁咬みが始まった柴犬の蘭丸くんです。
対応や感じている気持ちなど細かく書いて下さいました。
蘭丸くん/オス/柴犬/7歳
目次
どんな問題行動がありますか?
- 本気咬み
- フードアグレッシブ
- 物を守る(自分が吐いた物でも)
- 通行人、来客に吠える
- 転嫁咬み(6歳頃から始まる)
転嫁噛みが1番悩んでいる問題で、犬、時々人に対して吠えかかってしまうのを阻止しようとすると飼い主に飛びかかり咬みつきます。
嫌いな犬の声には姿がなくても興奮して咬んできます。
麦の飼い主:うちもびっくりすると転嫁噛みあります…
興奮した時、怖い時、びっくりした時にガブリとくるので散歩中に麦の方によろけるのはかなり危険です。
どこかに相談しましたか?
カウンセリング(相談),薬物療法
相談してどうでしたか?
1箇所目→ドッグトレーナー
咬む柴犬はなおらないので、そういうシチュエーションにしない事が大切とやんわり断られた感じです。
2箇所目→動物問題行動診療?動物病院
先天的なものだろう、訓練の前に薬で興奮を抑えるようにしよう、と言われて約1年投薬を続けたが効果はみられず、かつ金銭的に厳しかった(約3万/月)ので断念しました。
現在はかかりつけの動物病院でたまに相談するくらいです。
麦の飼い主:うちも薬物療法をしてましたがそれくらいでした。
週1回のカウンセリング6,000円✖︎4
薬代1ヶ月分でが2〜3000円くらい(だったと思います)
さらに他県だったので高速代…
暮らしの工夫や対策について教えてください
フードアグレッシブ
皿は使わない。食事の前後は無視。日中は外飼。
夜はケージの中でご飯なのでケージに入ってしまえば後は暴れようが問題なし。最近は食後に騒ぐ事は少くななくなりました。
物を守る
夜はノーリードで庭で遊ばせます。昔はボールや自分で見つけた遊び道具(枝、ゴミなど)を守っていましたが、最近は飽きたら離します。最近は逆に、私からボールを投げ遊ぶようにしてます。変なタイミングで手を出さないように気を付けて。
雰囲気でわかりますからね、咬む時は(笑)
麦の飼い主:わかります!一瞬で目つきがフッと変わりますよね
最近は雰囲気も「あれ?良くないな」とわかるようになってきました。
転嫁咬み
正直、初めて散歩中に咬まれた時はショックでした。それまで散歩だけはリラックスしてできていたので。
咬み方も今までで1番強く思いっきり咬まれたので、恐怖心で今も散歩はストレスです。
対処法は、何より犬、人をさけて興奮させないようにしています。そのうちに他犬への攻撃性を忘れてくれる事を祈りながら。
それでも、避けきれない時もありますし、何かあったら飛びかかってくるので、写真にも写しましたが、パイプにリードを通して飛びかかれないようにしています。ただのリードだと自由になりすぎて抑えきれないので。
季節の変わり目や雨が降る前の日は体調が悪くなるのか草を食べ、ご飯は食べなくなります。
草を食べた時は“機嫌が悪い、ご飯は食べない”が決まっているので、必要最小限に接し、ご飯はあげません。食べないご飯は守って、その後はより大変になるので。
夜庭で放した後、体調、機嫌が悪いとハウスに入ってくれません。何度、そのままにして朝を迎えたか、、、夜も明け方も吠えて近所迷惑をかけていました。
最近はハウスしたくない雰囲気の時は散歩に行くようにしました。普段から散歩に行く時は門の前に座らせているので、機嫌が悪い時も散歩に行きたい(外の草を食べたい)と門の前に座るのでリードを付け散歩に行き、そのままハウスに入れます。
1歳~6歳の頃は雨の日の前は下痢をしたり、吐いたり、ケージから出てこない、毛を逆立てて震えてる事が多かったです。
うんちの状態が悪いと機嫌も悪いので、食事を変えました。
ドッグフードを半分にして白米を加えました。野菜のチュールも混ぜセロトニンを出させる食事にかえた所、下痢はしなくなり、ケージから出てこない事はなくなりました。自律神経、セロトニンは最近のテーマです。
待て、おいでは遊びの中で常にトレーニングしてます。
ルーティンも極力乱さないようにしてます。家族は誰も世話が出来なくなったので、私が全て請け負っていますが、ぎゃくに良かったのかもしれません。
コミュニケーションが取りやすくなった気がします。
とにかく咬まれないように、咬ませないようにしています。また、咬まれても大丈夫なように厚着はしています。怯えた態度が悪いそうなので。
うちも良くなったり、悪くなったりで正解がわかりませんが、それでも縁があり出会って、やはり可愛いので(咬む柴犬あるあるですね!)
気長に付き合っていきます。
私が咬まれるのはいいのですが、他人を咬んだらと考え、怖くて眠れない時があります。
そんな時は同じ悩みを持った飼い主さんを思います。皆頑張っている、と。
麦ちゃんのブログに本当に救われました。ありがとうございます。
この辛さは同じ境遇にいないと分からないと思うのです。
“咬み犬飼い主の繋がり”が飼い主のメンタルを助け、結果犬のためになる。飼い主メンタルって大切ですよね!
黄色いリボンってご存知ですか?黄色いリボンを付けた犬は“1人が好きです”的な意味を持つらしいのですが、日本で普及しているんですかね?
麦の飼い主:黄色いリボン知りませんでした。
私自身、麦に出会うまで「犬は触られると嬉しい、喜ぶ」と思っていたので、散歩中に会ったわんちゃんには気軽に手を伸ばしていました。
触られるのが苦手だったり怖がりな子もいるのに…
今は「この子噛むので」と言っても「大丈夫!大丈夫!」と寄ってきて触られることがよくあるのでヒヤヒヤしています。
遠くからでもわかりやすい目印のようなものがあると飼い主としては安心です。
黄色いリボン、多くの人に知ってもらえるといいな。
投稿ありがとうございました!
蘭丸くんの飼い主様、投稿ありがとうございました!
私も人様を噛むようなことがあってはいけないととにかく気をつけています。
でも、もしもの時のことを考えるとやはり不安…
我が家は母の散歩中に首輪が外れてしまい、「逃げたら捕まえられない、人を噛んだら大変」と麦を必死で押さえつけた結果、噛まれてしまったことがあります…
そして母は噛まれた両手で麦を抱きかかえて帰ってきました。(首輪つけられずで…)
どんなに気をつけていても日常生活には不足の事態が起こります。
それ以来、もし首輪が外れたらという予行練習をするようにしています。
麦との生活を守るため、私もメンタルを鍛えていきたいと思います!
我が家の柴犬図鑑では本気噛みやフードアグレッシブなどの問題行動についての対応をどうしているか、情報的供していただける方を募集しております。
もしよければブログでもご紹介させて下さい。
ブログへの掲載の可否以外は全て任意なので、お名前やお写真など個人の情報が分かってしまうようなものはなしでも構いません。
このブログに書いている記事はあくまでも個人の体験談です。ワンちゃんの性格や気質はそれぞれなので、参考までに読んでいただければと思います。